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ジャンプ+読切「国家製造計画」壱話、弐話のネタバレ感想

「国家製造計画」壱話、弐話のネタバレ

「国家製造計画」登場人物紹介

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佐田ケンイチ:異空間に自分の国家をつくってしまう天才中学生。

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有野テルマ:ケンイチの幼馴染の友人、二ヶ月前からミカと付き合っている。

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夢田ミカ:ケンイチの幼馴染でテルマの恋人

 

 「国家製造計画」第壱話 ネタバレあらすじ

 

 ケンイチが「俺国を創ろうと思ってるんだ・・・」とテルマに語りかけ物語は始まります。テルマは戸惑いますが詳しい話は明日聞こうと思い、その場は何も聞かずに別れます。しかし、その後ケンイチは学校へ来なくなってしまいました。

 ケンイチが学校へ来なくなってから一週間経ち、幼馴染のテルマはケンイチの家へお見舞いを頼まれることになります。

 

 ケンイチはもちろん元気でした。ケンイチはこの一週間ずっと国を創っていたことをテルマに説明します。そしてその国は鏡の中にあると話します。半信半疑のテルマが鏡に触ると、異空間へ引き込まれるのでした。そこには建国ゲーム初期の、まだまだ国とは呼べない小さなスペースが創られいました。そこではケンイチが創った国民製造マシーンにより作られたミロポンと呼ばれる生命体が働いていました。ミロポンをゴミのように扱うケンイチの姿を見て、テルマはそんなケンイチを見ていられなくなり家へ帰ります。

 

 帰り道に、ミカが見知らぬ人と話しているのを見かけますが、ケンイチの変わりように憔悴していたテルマは、ミカのことを考えのを止めそのまま家に帰ります。

 

 次の日、ミカにケンイチのことを聞かれますが、ミカには本当のことを説明できませんでした。その後一ヶ月何事もなく過ぎたある日、ミカが学校を来なくなってしまいます。テルマは嫌な予感がしました、そんなテルマにケンイチからの手紙が届きます。その手紙には「ミカは預かった俺のところまで来い!!」と。

 

 勇気を振り絞り、テルマはケンイチの元へ向かいます。そこには以前と比べ物にならないほど発展したケンイチの国家が創られていたのでした。そしてテルマは女性型のミロポンに王のもとへ案内されるところで弐話へ。

 

2017年3月22日現在、まだこちらのサイトから無料で読めます

shonenjumpplus.com

「国家製造計画」第弐話のネタバレあらすじ

 テルマはケンイチの壮大な国家を、女性型ミロポン(ミロポンボンドタイプ)に案内され国家の玉座に座るケンイチの元へたどり着きます。

 

 ケンイチは、空間を操る技術で首輪をして手を拘束した状態のミカを自分の近くに出現させます。テルマは、なぜミカをさらったのかとケンイチに問いかけます。

 

 ケンイチは、態度を急変させながら、「ミカさらったのてめーだろうが!!!」とテルマに凄みます。ケンイチは子供の頃からミカのことが好きだったが、三人の関係を崩さないように告白しないようにしてこなかったこと、二人が付き合ってしまったこと失望や絶望で、苦しみつづけることで、急にいろんな発想がでてきて異空間を製造することに成功したこと、そして今に至たったと話し続けました。

 

 ケンイチは思惑通りミカを自分のものにし、欲望のままにミカの服を脱がせながら悦に浸たります。テルマはそんなケンイチを止めようと殴りかかりますが護衛のミロポンに腕を切られてしまいました。

 

 その様子を見せつけながら、ケンイチはミカに自分の王妃になってくれと迫るのでした。しかし、ミカに断られます。そして、ケンイチはミカに散々罵倒されるのでした。怒ったケンイチはミカを殺そうとします。

 

 すると、「ケンちゃん壊れて(ハートマーク)」とミカが言うと、ケンイチは本当に壊れてしまいます。ミカはそれから、この世界は自分が作ったもので、すべての人間はミカによって作られた人口知能を持つ機械で、もちろんミカの思うがままだったことが明かされます。そして、ケンイチとテルマはその活動を停止するのでした。

 

 最後に、玉座に座って次の実験を考えるミカの姿で幕引きです。

 

まだこちら公式サイトで無料で読むことができます。面白いのでぜひどうぞ。

shonenjumpplus.com

「国家製造計画」の作者紹介 と感想

 「国家製造計画」はすこし珍しいタイプの作者です。作者は矢萩隼人/ひらけい先生となっているので、原作と作画を担当しているのがどっちかイマイチ分からないのです。ですので少し調べてみました。矢萩隼人先生は、少年ジャンプ+で2014年より「もふもふ」で連載していました。この作品は全17話で完結しています。

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ひらけい先生は、ジャンプの増刊「少年ジャンプGIGA」で連載されていた「青の列島 札幌・九月」の作者です。

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画像引用 ジャンプGIGA公式ツイッターより

と両先生の漫画を比べてみると、原作:矢萩隼人先生、作画:ひらけい先生だと推測はできます。しかし、だとしたら「もふもふ」からだいぶダークな設定になっているのでかなり原作者には期待が持てると思いました。作画は見せ方という面では普通に絵もうまいし、コマ割りも見やすく、とても読みやすい印象を受けましたが残念ながら普通でした。

 原作は壱話と弐話と約50ページほどで話もまとまっていたし、伏線もうまく生かしていていたし、最後のオチといえる展開も驚かされるもで話の内容はとても面白かったです。

 

 今回は伏線がよかったので少し解説します。

 

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 冒頭の一番の伏線ですね、今回は壱話では伏線は回収されないのでこの「キュルルル・・」という擬音は違和感がかなりありました。なにかこの話は変だなと思わせるにはとてもうまい表現だったと思います

 

 中盤で幼馴染のケンイチを思うテルマが、自分の記憶を思い出す場面で子供の頃の記憶がごく一部しかでてこないと少し悩むところがあるのですが、この設定もあとでオチの想起を思いつかせますし、この場面でも「キュルルル」という擬音が使われています。この二つで、登場人物が機械かもしれないと思わせる伏線だったんですね。オチに向かう伏線としてはとてもうまいと思いました。

 

 話が短いので、途中のミカが某チキン屋さんのおじさんみたいな人と話す描写は伏線としては雑だった気がします。最後のオチにおじさん登場するので出てきた方がいいのですが、これは話が短いのでしょうがないですけどいきなり出てくるよりは話に厚みがでてよかったと思います。

 

 編集者が二話構成にしたのはこの作品を良く見せるには、とてもいい編集だったと思います。とてもいろいろ考えられて、読みやすいし、面白いのでぜひ無料の読み切りを読んでみてはどうでしょうか?

 

 ただ、最後のミカの心理描写がちょっと残念だったかな?

 

 ケンイチは異空間を創ったり、人口生命体まで創ったのに、機械人形で実験してるだけの科学者としてははるかに格下のミカに散々罵倒されるのはいただけなかったです。しかも、最後にミカが考える今度の実験も機械人形で遊ぶだけだしミカの小物感が半端ないのがちょっと残念でしたね。しかも最後のあの展開じゃ、ミカは科学者というより心理学者になってしまいますしね。

 

 とにかく、全体的には面白かったので矢作隼人先生、ひらけい先生の次回作に期待です。